ニューヨーク平和映画祭のタナカ様より告知をお受けいたしましたので、以下に紹介いたします。
春の訪れが嬉しく感じる今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
来る5月3日より、国連にて5年に1度本会が開かれるNPT(核不拡散条約再検討)会議が約1ヶ月間開かれます。高齢化する被爆者たちも今や70代、80代となり、彼らが参加できる最後の会議になるだろうということで、日本からも多くの被爆者がNY訪問する予定です。
この会議の重要な鍵は広島秋葉市長が会長を務めるMayors for Peace(平和市長会議)が提唱している「ヒロシマナガサキ議定書」-2020年までに核兵器のない世界を目指す-という人類にとっても大きな問題に対して、採決がなされるか注目を浴びています。
議定書と聞いても難しそうで理解をしてもらえないのではないか、という声に応えて広島ではYES!キャンペーンが立ち上がりました。ピカドンプロジェクトの創始者でもあるイラストレーター黒田征太郎氏のイラストに子供にも理解できる言葉で議定書を絵本にしたのです。この議定書を持って被爆者が日本全国をキャラバンで回り、日本がこの議定書の提案国となるように、市町村から議定書の署名を集めて来ました。
そしてこの3月末に目標だった1000署名を達成しました!YES!キャンペーンの顧問には広島平和文化センター理事長、スティーブン・リーパー氏が就任、平和市長会議へも大変貢献されておられます。
私はスティーブン・リーパー氏および広島の方々と昨年10月末原爆展開催をきっかけにご縁が出来ました。それ以来、来月5月NPT会議および会議前NGO会議を目指してサポートして参りました。
YES!キャンペーンでは、英語の話せない被爆者たち、特に小グループや個人で酸化する方々へのサポートとして、国連会議決議情報の日本語訳提供、通訳派遣、その他NY情報などを提供するインフォメーションセンター設置を目的にニューヨーク入りします。
しかしながら、YES!の資金は議定書絵本販売資金だけでは不足しているのが現実です。彼らに私個人の時間とエネルギーを注いでサポートして来ていることもあり、是非とも彼らの意志を遂げて欲しいと思っています。
そこで皆さんにお願いです。寄付をお願いできませんか。情報センター設置用のキャノピーテント購入、机や椅子のレンタル、プリント代などに使用します。
寄付金$100ドル以上ご送付下さった方には、「ヒロシマナガサキ議定書」絵本を差し上げます。
チェック宛先: Mayors for Peace Campaign
Mayors for Peaceの米国501(c)3(非営利)団体。税金控除対象になります。
Mailing Address:
Yumi Tanaka
New York Peace Film Festival
P.O. Box 3810, Grand Central Station
New York, NY 10163
皆様からの暖かいご支援・ご声援は広島、長崎だけでなく、何世代も続く子、孫の時代にも受け継がれることでしょう。
ご質問等ございましたらご連絡下さい。
何卒よろしくお願い申し上げます。
タナカ有美
ニューヨーク平和映画祭主宰
917-692-2210