NY広島県人会(古本武司名誉会長)と九州にゆかりのある人達の会「ばってん会」(山口猛会長)の、今年で6回目となる合同納涼会が8月2日夜、チェルシーにあるSOSパーティルームにて開催され、総勢50名を超える人達で賑わった。
まず、古本、山口両氏の乾杯で始まり、これも恒例の出し物となった、大泉久美子さん有村洋子さんによる三味線の演奏で日本情緒豊に華を添えた。
一方、納涼会を楽しもうと、多くの方々が浴衣姿で参加され、日本の夏の雰囲気を更に盛り上げた。 その後、参加者全員による30秒自己紹介が行われ、それぞれに出身地や現在のニューヨークでの自分の様子を説明し、コミュニケーションの輪を広げ、新しい出会いや、同郷の人との会話を弾ませ、新たな絆を確かめていた。
また、毎回この合同納涼会に参加頂いている中垣住職からは、8月5日の長崎・広島原爆祈念式典”Lets the Bells Peach of Ring”がNYのCathedral of St. John the Divineにて開催されることのお知らせがあった。
最後に豪華景品が当たるラッフル大会も開催。東関東大震災の被災者へ向けた募金活動の一環として開催されているが、今年は長崎県国際課、そして水産部水産加工・流通室、農林部農産加工・流通室から長崎県の特産品(手延べそうめんや焼きあご、食べるいりこなど多数)の協賛もあり、景品は盛りだくさん。参加されたほとんどの人がラッフルに当り、大盛況のうちに幕を閉じた。
今回の募金活動を通じて$550の義捐金が集まったが、その義捐金はジャパン・ソサエティのJapan Earthquake Relief Fundを通じて全額被災地へ送ってもらう。
(協賛:キリンビール、長崎県国際課、同水産部水産加工・流通室、農林部農産加工・流通室)
記事:木下、写真:竹内