2022年5月14日(土)、ニューヨークで初めて、ジャパン・パレードが開催されました。
各県人会はじめ約90団体、2400名の参加による大パレードとなり、沿道には
20,000人を超える観衆が集まり、皆様からの熱い声援を受けて大いに盛り上がる
パレードとなりました。
また、スタートレックというTVシリーズ番組の中に出演していた、スーパースターの
ジョージ・タケイ氏がグランドマーシャルを務めて下さったこともあり、全米ネットワ
ークのCBSやABCはじめ多くのTVニュースでも話題となり多くのメディアにも取り上げ
られました。
(参考例)
https://www.cbsnews.com/newyork/video/japanese-culture-celebrated-at-new-york-citys-
first-japan-parade/
2022年という年は1872年に岩倉具視特命全権大使が率いる日本代表団の訪問から150周
年を迎え、ニューヨークに領事館を設立するなど、日米関係が目覚ましい発展を遂げた
年でもありました。
今回のジャパンパレードの目的は、日米の友情をさらに深め、ニューヨーク市に感謝の
意を表し、この画期的な記念日に日米コミュニティの連帯を強化することにあったよう
です。
私ども長崎県人会のメンバーは、有り難くもお神輿の一つを担がせて頂くという幸運に
恵まれ、法被を着てパレードに参加することとなりました。
そのために、長崎県人会の枠を越え、NYばってん会のメンバーや、NY広島会のメンバ
ーへの声がけをして、約25名の担ぎ手で臨みました。
我々が担当したお神輿は、8人〜10人くらいで担ぐことができる小型のお神輿ではあ
りましたが、三組みの担ぎ手フォーメーションをつくり、途中入れ替わりながら楽しく
担ぐことができました。
普段見慣れたマンハッタンの街ではありますが、セントラルパークウエストというアベ
ニューを歩きながら沿道を埋め尽くしてくださるニューヨーカーや観光客の方々の温か
い声援を頂きながら、お神輿を担ぐみなさんのボルテージも全開の状態。「セイヤー・
セイヤー」という掛け声に合わせて勇ましくテンポを合わせ、担ぎ手そして周りの盛り
上げの力を一つにすることで完遂することがきた次第です。
幸運にもお神輿を降ろす直前まで何とか天気ももってくれて、参加した県人会のメンバ
ー一人一人が、皆なで力を合わせて一つになり、安全にしかも多くの声援をいただけて
、成功裏に終えられたことに嬉しさと誇りを感じられているようで、とても充実したひ
と時を県人会仲間と過ごせたことは、一生の思い出となりそうです。
当日の打ち上げでは「このパレードが来年以降もまだ継続して行われるのであれば、是
非、長崎の蛇踊りやコッコデショなどをニューヨークに持ち込み、長崎の文化の一端を
披露できるとイイね!」と大いに盛り上がりました。
文責/写真: 木下