8月8日、ニューヨークのジャパンソサイエティーで原爆慰霊祭が執り行われました。ちょうど長崎で原爆が爆発したリアルタイムである11:02AMに長崎とオンラインで繋がり、ニューヨーク時間の10:02PMに祈りを捧げるという式典です。
長崎の関係者やアメリカの平和運動家が集まり、ニューヨークでも平和祈願のお祈りができました。長崎出身福山雅治さんのくすのきの歌が流れ、ニューヨーク長崎県人会会長の木下(キモト)氏が長崎を代表してスピーチを行いました。
毎年8月に平和集会を主催する中垣住職、司会の津山氏、そして会場を提供して下さったジャパンソサイエティーの皆様に心より感謝申し上げます。
一発の爆弾で長崎では一挙に 7万人(70 Thousand people)の命が奪われました。広島ではその2倍の14万人が、東京空襲でも10万人が、さらに、ほとんどの日本の都市部は無差別に爆撃にさらされ延べ100万人の一般市民が虐殺されました。病院や学校、住居などへの爆撃も含めて無抵抗な非戦闘者が虫けら同然に殺される、そんな戦争はもうこりごりです。
長崎の主張は、いかなる理由があれど戦争は悪である、ということ。今の世の中もまだ戦争をしています。平和で争いごとのない世界が訪れますように。妬みや憎しみのないきれいで平和な世の中が訪れますように。