『NY広島県人会』と『ばってん会』が合同納涼会
~ノーモア・ヒロシマ・ナガサキの平和活動家も参加~
NY広島県人会(古本武司会長)と九州出身者の集まりである「ばってん会」(山口猛会長)の3回目となる合同納涼会が7月23日夜、市内のいろはレストランで行われ、互いの親睦を深めた。ばってん会は長崎県出身者も多く、広島県人会とは反原爆の平和活動などでつながりが深い。
この日はニューヨークで25年にわたりノーモア・ヒロシマ・ナガサキの平和運動をしている団体「ユニバーサル・ピース・デー」のスー・ゼンさんと、毎夏、原爆法要を行っているニューヨーク本願寺の中垣住職がゲストとして招かれ、両者が協力して8月5日(水)に行われる「平和の日の集い(ユニバーサル・ピース・デー)」への参加をアピールした。
お二人共に広島出身のシンガーソングライターの原田真二氏の招待で、彼のコンサートが行われた東京、広島、長崎を訪問してこられたとのこと。スー・ゼンさんは広島市はこれまで何度か訪れており、今回初めて訪れた長崎の街やそれぞれの平和公園の印象の違いなどを語り、「長崎ではキリスト教会も被爆したことにショックを受けた。広島は原爆の悲惨さを訴え、長崎は平和への祈りを強く感じた」と語っていた。また本願寺前にある親鸞聖人御像は広島で被爆したものであることが紹介され、平和を希求しての乾杯が行われた。
納涼会は立食形式で行われ、広島県人会から23人、ばってん会から18人、ゲストも入れ44人が参加。長崎県水産部資源管理課や観光物産センター有志から長崎県の特産品などの協賛もあり、景品は盛りだくさん、ほとんどの人がラッフルに当り、大盛況のうちに幕を閉じた。
長崎県職員と長崎県漁連東京直売所の有志から、長崎県の特産品などの協賛も盛りだくさんで、ほとんどの参加者達がラッフルに当り、大盛況のうちに幕を閉じた。
*景品のご提供をして頂けた皆様、本当に有難うございました。
文・写真: 武末、木下(きもと)